2015.06.15 Saturation Column.1 資料
   > 歪みを感じる…! <
   コンプやEQの歪み、トランジェントを感じる検証資料

   自前の曲のマスタリング手法の検討の副産物による耳の訓練と実用方法の資料です。
   使用したコンプは二種、EQも二種で、どちらかを必ず使用しています。
   これらは特にラインアンプのキャラクタの違いが大きいものを使っているので、
   どのような変化が起こるのか、その組み合わせを研究に役立てます。
   ※2mixTD音源も入っているので、実際に手元で色々やってみるのも良し

   比較内容
   2mixトラック 4種
       ×パターン 2種
   
   比較音源(12wav 約200MB)
   
   
   以下分かりやすいところをそれぞれヒントとして書きます。
   わかりづらいところの変化も当然ありますし、主題に沿わないところは敢えて無視しています。
   書いてないとこは自分で聴いて埋めろってことです。わかる〜
   ※トラック番号が飛んでるのは仕様です

   Track1 渡し舟の娘
   ラインアンプによる音が密集する部分のキャラクタ
   主に出る特徴 ローの質感、ピークの処理方法の違い
    default
    pattern1
    pattern2

   Track3 雨はりらりら
   EQカーブ及びアクティブEQによる歪みは1,2どちらも同一
   主に出る特徴 アタックの維持方法の違いと音が密集する部分のキャラクタ
    default
    pattern1 オプティカルコンプのリダクション特性と、ラインアンプによるキャラクタ
    pattern2 コンプの方式と回路設計上の制御方式の違い、及びラインアンプによるキャラクタ

   Track4 ・-・・ --- ・・・- ・
   EQカーブ及び半パッシヴEQによる歪みとスピード感は1,2どちらも同一
   主に出る特徴 コンプのリダクションカーブの違いによるディケイの運びと、音が密集する部分のキャラクタ
    default
    pattern1 全体の密度、及び音の位置
    pattern2 リズム感、ラインアンプによるハイの特性の大きな違い

   Track5 我亲爱傀儡
   1,2の違いはコンプのみの変更
   主に出る特徴 ラインアンプによるキャラクタ
    default
    pattern1
    pattern2




   ちなみに
   ヘッドフォンで聴いて分かった歪みがスピーカで分からなかったまたはその逆が起こっている場合、
   あきらかに再生機器の歪みがボトルネックとなっていてマスキングされています。
   正確性を欠くと感じたなら今モニタリング環境検討チャンスです。